【初心者向け】就職・転職に向けてエンジニアの職種の種類を理解しておこう

初心者の方には、

IT業界に興味を持って、

就職・転職を目指す方は多いです。

そんな方と接する中で、

そもそも、IT業界内でのエンジニア の種類がよくわかりません。
「〇〇エンジニア 」というのがいくつもあり、
どのように違うのかを教えて欲しいです

ということを聞かれることが多いです。

この初心者の方が抱く、

そもそも、エンジニアの職種の種類がわからない

という点に関して、

この記事で説明していきます。

呼び方が違うだけで、

やっていることがほとんど同じこともありますし、

同じ職種でも、

企業によっては、細分化のために、

「〇〇エンジニア 」と分けていることもあるので、

その辺りも説明していければと思います。

この記事のまとめ

  • エンジニアと言っても幅広く使われるので、
  • 〇〇エンジニアという呼び名に関して、
  • どのような種類があり、どのように違うのかを、
  • まずは把握しておくことは、転職活動に向けた第1歩です。
  • そんな〇〇エンジニアの種類を説明しながら、
  • どのような点が、オススメのポイントなのか、
  • 転職を目指す上で使ってみると良いサービスなどを、
  • この記事では初心者向けに共有します。

細かな点まで理解する必要はありませんが、

どのような種類があって、

どのようなことをしているエンジニアなのか、

イメージを掴んだ上で、転職活動に入るようにしましょう。

【初心者向け】就職・転職に向けてエンジニアの職種の種類を理解しておこう

「Web」エンジニア

君はエンジニアとしては、
「〇〇エンジニア」とすると、何エンジニアなのかい?

自分は「Web」エンジニアですね。
HTML/CSS/javaScript/PHP/Ruby/Pythonなど、
必要に応じて対応していますね。

初心者の方も、

エンジニア の種類としてよく聞くことがるのが、

この

「Web」エンジニア

という職種です。

企業によって、

Webエンジニア として定義が多少違いますが、

一般的には、

ブラウザで表示するためのシステムを作るエンジニア

という意味で使われます。

使う技術としては、

HTML、CSS、javaScript、PHP、Ruby、Python

などを必要に応じて使います。

よく初心者の方が、

認識として間違ってしまうのが、

それなら、Webエンジニアならスマホアプリも作るのですか?

いえ、「Web」エンジニアなので、
スマホアプリは作ったりしません。

このようなスマホアプリの作成に関する認識です。

スマホアプリに関しては、

次で説明する

「アプリケーション」エンジニア

という職種で区別することが多いので、

Webエンジニアと違いを認識しておきましょう。

「アプリケーション」エンジニア とは?

君はエンジニアとしては、
「〇〇エンジニア」とすると、何エンジニアなのかい?

自分は「アプリケーション」エンジニアですね。
Java/Kotlin/Swiftなどを使って
スマホアプリを作っていますね。

初心者の方も、

先ほどのWebエンジニアと同じくらい、

エンジニア の種類としてよく聞くことがるのが、

この

「アプリケーション」エンジニア

と呼ばれる職種です。

このアプリケーション エンジニアは、

スマホアプリを作るエンジニア

という認識で使われることが多いです。

ただ、

ブラウザで動くシステムに関しても、

「アプリケーション」と呼ぶこともあるため、

企業によっては、

「スマホアプリ」を作るエンジニアのことを

「スマホ」アプリケーションエンジニア

そして、

ブラウザで動くシステム」を作るエンジニアのことを

「Web」アプリケーションエンジニア

と呼んで区別することがあります。

また、

人数が少ないベンチャーなどでは、

アプリケーションエンジニアという職種で、

ブラウザ向けのシステムとスマホアプリの両方を

エンジニアとして取り組むことがあります。

この辺りの「アプリケーション」エンジニアは、

企業によって異なることが多いので、

求人の内容などは細かくチェックしましょう。

「社内」エンジニア (社内SE)とは?

君はエンジニアとしては、
「〇〇エンジニア」とすると、何エンジニアなのかい?

自分は「社内」エンジニアですね。
プログラミング言語にこだわらず、
社内のシステムに関わることは何でもやっています。

サービスなどを運営しているIT企業とは違って、

一般的な企業の中で、

システム部門などとして、

社内のシステム全般の面倒を見るエンジニアがいます。

それが、

社内エンジニア(社内SE)

と呼ばれるエンジニアです。

社内エンジニアよりも社内SEという呼び方の方が、

初心者の方には馴染みがあると思います。

社内エンジニアは、

本当に色々な企業の中にシステム部門として

働いている方が多く、

例えば、

  • 半導体を作っている企業の中で働く社内エンジニア
  • 教育サービスを提供している企業で働く社内エンジニア
  • 教育機関、医療機関の中で働く社内エンジニア

など、

それぞれの業種の会社で働いている方がいます。

社内SEは働き方としても、

他の受託企業よりも柔軟に働きやすいので、

初心者の方も目指すなら社内SEはオススメです。

社内SEへの転職には、

こちらの「社内SE転職ナビ」というサイトがオススメです。

「基幹系」エンジニア とは?

君はエンジニアとしては、
「〇〇エンジニア」とすると、何エンジニアなのかい?

自分は「基幹系」エンジニアですね。
自治体・金融・会計など世の中の多くの人が使うシステムに携わっています。

初心者には、

馴染みが薄く、難しく考えられることが多いのが、

「基幹系」エンジニア

というエンジニアの職種です。

この職種に分類されるエンジニアは、

日立などの大手メーカー系の企業で働いている方が多く、

自治体や金融など、

より大きな規模のプロジェクトを大人数でやっている

ということが多いです。

実際に基幹系システムは

システムの開発やテストに予算や工数を多くかけている

ということが多いです。

なぜかというと、

少しの不具合が、世の中に致命的な影響を与える

ということが影響しています。

初心者の方で、

自治体や金融に興味を持っている方は、

システムの1つのプロジェクトの規模が大きく、

なかなか、開発に取り組めないなどありますが、

プロジェクトに参加することで、

少しずつでも

自治体や金融で使われているシステムに詳しくなれるので、

そちらの道に進みたいと考えているなら、

基幹系エンジニアへの就職・転職を考えるのもオススメです。

「業務系」エンジニア とは?

君はエンジニアとしては、
「〇〇エンジニア」とすると、何エンジニアなのかい?

自分は「業務系」エンジニアですね。
それぞれの会社で使われるシステムを受託開発で対応しています。

それぞれの企業で使われているシステムは、

企業独自のデータの管理方法やルールなどがあり、

企業ごとにシステムが違ってきます。

この企業ごとに違うシステムを作っているのが、

「業務系」エンジニア

と呼ばれるエンジニアの職種です。

この職種のエンジニアは、

・依頼を受けた企業のシステムを受託開発で開発を行っている

・依頼を受けた企業に出向き、その企業内で開発・運用をしている

というどちらかのパターンが多いです。

そのため、

SESの企業に入社し、その企業から出向する際も、

この業務系システムに携わることが多いです。

受発注システムなど、

企業ごとに作ることがありますが、

その企業が属する業種、例えば、商社など、

それぞれの業種のことを知ることができ、

その企業の実情も見えたりするので、

面白い面もあります。

また、納期に追われることが多く、

依頼されたシステム開発によっては、

システム開発に関わる残業も

多くなる傾向があります。

しかし、

開発経験を積むことができる可能性が、

比較的、高いので初心者にオススメでもあります。

初心者の方で、

・特にやりたいことが決まっていない

・IT業界に早く入って経験を積みたい

と考えているなら、

この「業務系」エンジニアは選択肢に入れると良いでしょう。

「インフラ」エンジニア とは?

君はエンジニアとしては、
「〇〇エンジニア」とすると、何エンジニアなのかい?

自分は「インフラ」エンジニアですね。
サーバの監視・管理や社内ネットワークの設定・管理などを行っています。

初心者の方の中でも、

社内のネットワークなどの監視をしたり、

サーバと呼ばれるものを管理・運用するなど、

エンジニアの中にそのような業務をしている人がいると認識されています。

これらの社内ネットワークやサーバの管理などを行っているのが、

「インフラ」エンジニア

と呼ばれるエンジニアの職種です。

実際に、

「ネットワーク」や「サーバ」に関わる人が多く、

それぞれを区別して、

「ネットワーク」エンジニア

という呼び名や

「サーバ」エンジニア

などがあります。

このような職種の方は、

運用しているシステムや、

社内に新しい社員が入った時などに対応を行います。

例えば

新しく入社したのですが、私のパソコンの社内ネットワークへのアクセスができないのですが、どうしたら良いでしょうか?

社内ネットワークの調整が必要なので、
対応が終わったら、またお伝えします。

というような感じで、

社内ネットワークなどの対応を行うことを

業務の一環として行っている方も多いです。

初心者の方で

ネットワークの仕組みを理解して、それを仕事にしたい

という方は、

この「インフラ」エンジニアを目指してみましょう。

「セキュリティ」エンジニア とは?

君はエンジニアとしては、
「〇〇エンジニア」とすると、何エンジニアなのかい?

自分は「セキュリティ」エンジニアですね。
企業サイトの脆弱性などをチェックして、問題点の指摘などを行っています。

インターネットが普及して、

エンジニアとして

企業サイトなどの脆弱性をチェックする

というエンジニアもいます。

それが、

「セキュリティ」エンジニア

です。

総務省が、

「情報セキュリティ人材が不足している」

という懸念を抱いて、

何年も前から、そのような人材を増やそうとしています。

引用:総務省の資料より一部引用

以前から不足していると言われていますが、

このように国の機関(総務省)が、

特定の職種を増やそうと動き始めると、

大企業などもその職種のエンジニアを増やす傾向があるため、

セキュリティに関して学習を進めて、

「セキュリティ」エンジニアを目指すのも良いかと思います。

初心者が目指すならば、どの職種のエンジニアがオススメなのか

「Web」エンジニア

初心者の方で、

・将来はフリーのエンジニアになりたい

・より幅広いスキルを身につけたエンジニアになりたい

という考えを持っている方は、

「Web」エンジニア

を目指すことをオススメします。

Webエンジニアは

システムを開発するために、

  • Webデザインの知識
  • Webシステムを開発するための知識
  • Webシステムを動かすための知識

など、

Webシステムに関わる幅広い知識が必要です。

また、

Webに関する知識を深めていくことで、

リモートワークでの仕事の完結が可能になる

ということが言えるので、

将来、フリーエンジニアになって、

リモートワークでの働き方も目指すことが可能です。

エンジニア自体が、

継続的に色々な情報、スキルを身につけて

それを活かしながら仕事をしていきますが、

Webエンジニアはその傾向がより強いので、

継続的な学習意識を持ってこの職種を目指していきましょう

「社内」エンジニア

初心者の方で、

企業に属しながら、

エンジニアとして少しずつステップアップしたい

と考えている人は、

「社内」エンジニア

をオススメしています。

1つの企業の中で、

  • 社内ネットワークに関する理解
  • 社内のパソコンの設定に関する理解
  • 社内で使われているシステムに関する理解

など、

色々と、把握しながら、

エンジニアに必要な素養を把握できるので、

初心者の方にもオススメしています。

社内SEに関しては、

就職・転職に関して、こちらのサイトがオススメです。

「業務系」エンジニア

初心者の方で、

スキルを身につけたいけれど、

  • まだまだ学習していく中で自信を持てない
  • 実際にIT業界に入って開発経験を積みたい

という方は、

SESでの働き方も視野に入れながら、

「業務系」エンジニア

を目指すことをオススメします。

業務系エンジニアがなぜオススメなのかというと、

・比較的、開発工程に携わりやすい

・1つのプロジェクトの規模、機関がそこまで長くない

という2点があります。

業務系システムは、1つのプロジェクトが、

3ヶ月〜半年、長くても1年くらいのものが多く、

初心者が開発経験を積むために

ちょうど良いプロジェクトの規模・機関の案件が多いです。

初心者の方は、このブログの中で何度も言っていますが、

できる限り、「開発工程」に携わることが重要

だと考えているので、

その点で業務系エンジニアをオススメしています。

また、

初心者の方が、

業務系エンジニアを目指そうとするとき、

転職サイトでは、情報が多すぎて、

実際の各企業のことがわからない事が多いので、

転職エージェントを活用することをオススメしています。

転職エージェントに関しては、

こちらの3つがオススメなので、

気軽に無料で転職相談してみましょう。

未経験からの就職・転職を目指す方へのオススメの記事

初心者の方で、

未経験から就職・転職を目指す方には

こちらの記事もオススメです。

ピックアップ

こちらもおすすめ

初心者向けの色々な情報はあるけれど、

  • 無料でお試しができるスクール
  • ホームページなど簡単に作成できる
  • 組織で使いたいサービス

について、

少しでも試して良いものがあると、

それを活用することで学習や業務などが効率化できるので、

おすすめのサイトなどをいくつか紹介しておきます

おすすめ書籍

広告

おすすめ記事