使用サイズの大きいコンテナのゴミファイルなどを調査・調整した件
Dockerの立ち上げに関しては、
- Dockerfileというファイルを作成する
- ビルドしてDockerイメージを作成する
- Dockerイメージからコンテナを作成する
- コンテナに接続してログインする
という手順を行って、
上記をやってみたあとに、
- Dockerのイメージの確認
- Dockerのコンテナの確認
- Dockerのコンテナの停止と削除
などを行っていました。
この辺りは、
コマンドで実行したことがあるので、
その辺りは、
【簡易サンプル】Dockerの基本的な手順とコマンドサンプル
こちらを参考にしてください。
今回は、
使用サイズが大きくなったコンテナについて、
その中でログファイルなど、
大きくなったゴミファイルを調査して、
削除等を実施した時の内容です。
自分の備忘録として、
忘れないうちにメモを残しておきます。
経緯
各種アプリケーションを動かしているUbuntuの環境で、
Dockerを使用していましたが、
サーバーのディスクの使用量が大きくなっていました。
原因として、
コンテナの使用サイズが大きくなっていたのが原因でした。
コンテナの使用サイズを確認する方法については、
こちらを参考にしてください。
Dockerのコンテナの中の調査
サイズの大きいコンテナを見つけた上で、
そのコンテナの中に入って、
肥大化しているファイル等を確認します。
コンテナに入るコマンド
docker exec -it container_name /bin/bash
上記で入って、調査をしました。
前提として、
Dockerfileでは、
python:3.8-slim
をベースにコンテナ作っている環境です。
大きいファイルを確認します。
以下のコマンドで確認できます。
最新状態の確認
du -ahx / --exclude=/proc --exclude=/sys --exclude=/dev | sort -rh | head -20
システム仮想ファイルのproc,sys,devなどは除外しています。
上記を実行すると
1G /tmp
という感じで、
自分の環境の場合は、
テンポラリフォルダが大きくなっていました。
テンポラリフォルダの削除と対策
削除自体は、
/tmp
のフォルダの中は一次情報ファイルなので、
削除しても問題ない認識です(使用中アプリケーションがなければ)。
なので、このテンポラリフォルダの中を削除しました。
削除コマンド(非隠しファイル)
rm -rf /tmp/*
削除コマンド(隠しファイル)
rm -rf /tmp/.[!.]* /tmp/..?*
上記が、自分の環境でしたが、
上記でコンテナの全体使用サイズがわかるので、
大きくなっているものを把握して、
対応を行うことができます。
この大きくなったコンテナの対応については、
別途、メモ記事を残せたらと思います。
追記
以下の記事にテンポラリフォルダの中身を消す対応をメモ。
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